こちらの帯の名称は「桔梗」でございます。
桔梗の花は一般的には6月~9月が開花の時期で、夏の柄としてはちょうど良い爽やかさと可愛らしさのある花文様です。
また秋の七草の1つでもあります。
「萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、また藤袴、朝顔の花」
万葉集の中の山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)が秋の野の花を詠んだ歌です。
これを秋の七草としています。
夏の暑い時に、初秋を感じる桔梗の柄は素敵ですね。
【秋の七草】
「萩」(はぎ)。
「尾花」(をばな)はススキのこと。
「葛」(くず)
「撫子」(なでしこ)
「藤袴」(ふじばかま)
「朝顔」(あさがほ)。「アサガオ」は万葉の時代に日本になかったと思われ、これを「桔梗」のことだろうといわれ定着しています。
こちらの帯はお色違いのクリームもございます。
素材はメッシュになっており、夏に涼しくお過ごしいただけます。